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「琵琶湖モデル」をニカラグアへ

 7月30日、8月6日および8月13日の3日間、これまで滋賀県が取り組んできた水環境保全の取組等「琵琶湖モデル」について、滋賀県の委託を受け、JICAニカラグア事務所と連携し、新型コロナウイルス禍の下、オンラインによるセミナーを開催しました。本セミナーには、ニカラグア政府関係者、大学、企業関係者など35以上の機関から90名の参加がありました。

 初日と2日目は現地時間に合わせて、中村正久ILEC副理事長と市木繁和ILECテクニカルアドバイザーがオンラインによる講演、講義を実施しました。また、最終日は、アレハンドロ・フアレス・アギラールILEC科学委員による講義が行われました。

 琵琶湖でこれまで起こってきたこと、琵琶湖の環境保全のための法律・条例・政策に関すること、湖沼とその流域を統合的に管理していく統合的湖沼流域管理(ILBM)の概念、さらにメキシコ最大のチャパラ湖におけるILBMを推進するための取組などについて、説明がなされました。

 セミナー参加者からは、「講義内のメッセージにとても勇気づけられ、希望が持てた」「琵琶湖での経験が、今後ニカラグアの湖沼管理を進める上で参考になる」等の感想が寄せられました。

 今秋11月にメキシコにおいて地元グアナファト大学とILECが共催して、第18回世界湖沼会議(WLC18)のオンライン開催が予定されています。今回のセミナー参加者はもとより、中南米での「琵琶湖モデル」やILBMの普及推進がより一層期待されるところです。