世界湖沼会議

第14回世界湖沼会議の様子(1日目)

1日目(10月31日)

開会式の様子

開会式では、オースティン市議会を代表しトボ議員、テキサス州立大学トラウス学長、主催の同大学河川システム研究所サンソン所長、当委員会の浜中理事長が挨拶を行い、嘉田由紀子滋賀県知事が挨拶を兼ねて琵琶湖流域の保全・再生等について発表されました。

「琵琶湖の経験」と題した発表を行う嘉田知事

今年(2011年)7月19日に逝去された故吉良龍夫氏について、嘉田知事は「湖沼会議の父」として称え、また多くの関係者からも吉良氏を偲ぶ声が聞かれました。

分科会の様子

ILEC科学委員長の中村教授がセッションチェアーを務めた分科会「ILBM(統合的湖沼流域管理)」では、「Development of ILBM Platform Process(ILBMプラットフォームの構築)」が発表され、活発な意見交換が行われました。

ポスターセッションの様子

滋賀県高島市の「針江生水(しょうず)の郷委員会」は今回初めて湖沼会議に参加し、針江地区の水文化の誇りとして「KABATA」を世界に向けて発信され、多くの注目を集めました。

夕食会の様子

開発途上国の研究者等の湖沼環境保全に関する優れた論文を顕彰する「いばらき霞ヶ浦賞」では、第7回目の授与となる今回、パキスタンとフィリピンの研究者に贈られました。