日時：　2025年 6月23日（月） 14:00 ～ 17:00

言語：　英語のみ

参加費：　無料

主催：　公益財団法人国際湖沼環境委員会（ILEC）

お問合せ：　ILEC (Tel: 077-568-4567 Email: infoilec@ilec.or.jp)

チラシ：　https://www.ilec.or.jp/wp-content/uploads/ILEC-International-Webinar-2025-Program.pdf

参加登録：　https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN__syPaciTTCWABXmU4jCeNA#/registration

 

◆イベント概要◆

　本ウェビナーでは、国内外の専門家が基調講演やパネルディスカッションを通じて、気候変動が湖沼とその流域に与える影響についての知見を世界に発信します。琵琶湖、淀川流域、そして世界の視点から、湖沼に関する課題と可能性について議論を交わし、7月の「第20回世界湖沼会議」および制定後初めて迎える「世界湖沼の日（8月27日）」につなげます。

■基調講演　
廣木　謙三（政策研究大学院大学　教授）
『「世界湖沼の日」の意義と湖沼保全・開発の未来』

□Part 1　水文評価
＜プレゼンテーション＞
田中　賢治（京都大学防災研究所　教授）
『世界の主要流域における水文環境の歴史的変化と未来予測』

＜討論者＞
１．マリー・バーボン（国連環境計画（UNEP）　水質早期警戒および評価部門（GEMS）　アソシエイト・エキスパート）
『UNEPの地球環境モニタリングシステム（GEMS）と淡水評価および持続可能な湖沼との関連性』

２．加治　貴（国際協力機構（JICA） 地球環境部 水資源グループ 水資源第2チーム）
『JICAのクラスター戦略に基づく統合流域管理プロジェクトの事例と提言 』

□Part 2　エコシステムの変化
＜プレゼンテーション＞
西野　麻知子（びわこ成蹊スポーツ大学　前教授）
『長期生態学的データに基づく古代琵琶湖の生物多様性の最近の変化』

＜討論者＞
１．石川　可奈子（滋賀県琵琶湖環境科学研究センター　総括研究員）
『持続可能な湖沼景観の構築に向けた生態系の変化のモニタリング―日本・琵琶湖とエチオピア・タナ湖の事例研究』

２．デイビッド・ハミルトン（グリフィス大学　教授）
『第20回世界湖沼会議：湖沼問題を世界的に認識させ、科学、地域社会、政策の声を統一するためのプラットフォーム』

□Part 3　パネルディスカッション
講演者、討論者、参加者によるオープンな対話。
『気候変動下における湖沼と淡水生態系のための共同行動の推進』

登壇者とセッションの詳細はチラシをご覧ください。