公益財団法人国際湖沼環境委員会(ILEC : アイレック)は、
世界の湖沼の持続可能な管理と保全を目指し、次の3つの活動を柱に取り組んでいます。
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WLC18オンラインプレ会議のお知らせ
ILECとグアナファト大学との共催で、2020年11月にメキシコ・グアナファトで開催を予定されておりました、第18回世界湖沼会議(WLC18)は、COVID-19の世界的流行を鑑みて1年の開催延期となりました。
その開催一年前イベントとして、WLC18組織委員会により、2020年11月9日にオンラインでのプレ会議が開催されます。プレ会議は湖沼の持続可能性に焦点を当て、また、世界中からの参加者の時差を考慮した2時間半ずつの2部構成となっております。各セッションが基調講演とそれに基づくパネル討論で構成され、一般参加者はパネリストや基調講演者に質問を送る事も可能です。(英語・スペイン語のみ)
第一部の基調講演者は、ILECの科学委員でもある、ブラジル・リオデジャネイロ連邦大学のサンドラ・アゼヴェド教授、第二部は創価大学の佐藤伸二郎教授です。また、ILEC科学委員からは、第一部に委員長のWalter Rast教授、委員のアレハンドロ・フアレス氏が、第二部には理事長の中村正久教授と、前科学委員のフアン・スキナー氏がそれぞれパネリストとしてご登壇されます。
ご興味のある方はぜひご登録ください。
イベントプログラム、講演者、参加登録方法などの詳細は下記リンクのWLC18のウェブサイトからご確認下さい。
WLC18オフィシャルサイト:http://www.worldlakeconference.ugto.mx/en/
イベントプログラム:http://www.worldlakeconference.ugto.mx/en/index.php/virtual/pre-conference-virtual-event-program
【イベントスケジュール】
- 第一部 (日本時間) 11月10日(火)AM 1:00 - 3:30
(メキシコ中央時間) 11月 9 日(月)AM 10:00 -12:30
- 第二部 (日本時間) 11月10日(火)AM 10:00 -12:30
(メキシコ中央時間) 11月 9日(月)PM 7:00 – 9:30
オンラインイベント(国際ウェビナー)のお知らせ-本イベントは終了しました。
10月27日(火)、日本時間午後5時から8時にUNEPとILECによるオンラインイベント(国際ウェビナー)「Mainstreaming Lakes in the Global Water Agenda」が開催されます。
ILECは、UNEPの支援を受け、「湖沼などの静水を世界の水をめぐる取組の主要な課題と位置づける必要性」についての声明草案を作成しています。今回のウェビナーでは、そのフォローアップとして、アジア・アフリカ各国より専門家をお招きして、湖沼管理に関する自国の政策やプログラム概要、また、それらの実施において学んだ経験や教訓等をお話しいただき、ディスカッションを行います。統合的水資源管理(IWRM)や統合的河川流域管理(IRBM)などに代表される、国の水資源および河川流域管理計画内に採用された統合的湖沼流域管理(ILBM)フレームワークのプレゼンテーションも行われます。
ILECの科学委員もパネリストとして出演しますので、ぜひご参加ください。
なお、本ウェビナーは、英語のみ(字幕なし)の実施となります。
日 時: 10月27日(火)日本時間午後5時から8時
無料登録: https://zoom.us/webinar/register/WN_WGgJrbDlRKWnseMbdToiww
お問合せ: webinar(at)ilec.or.jp ※(at)を@に置き換えてご送信願います。目田川 秋の環境学習会 参加者募集
秋の目田川のほとりで自然に親しみながら、楽しく環境について学んでみませんか。
ILECでは近畿労働金庫および認定NPO法人びわこ豊穣の郷と連携して、小学生以上の親子を対象とした「秋の環境学習会」を実施します。
琵琶湖の環境やマイクロプラスチック問題についての学習の他、大麦ストローづくりや焼き芋パーティといったお楽しみもご用意していますので、ご家族・ご友人をお誘いあわせの上、ぜひご参加ください。日 時:令和2年11月7日(土) 10:00~12:30(受付9:30~)
※小雨決行(行事の有無は前日正午以降に「認定NPO法人びわこ豊穣の郷」のホームページに掲載されます)
集 合:守山市立図書館(多目的室)
参加費:無料 申 込:メールまたはFAXにてお申込みください。
メール:houjyounosato(at)lake-biwa.net ※送信時には(at)を@に置き換えてください
FAX:077-558-5007第18回世界湖沼会議の開催延期のお知らせ
2020年11月9日から14日の日程で、メキシコ・グアナファトで開催を予定されておりました第18回世界湖沼会議(WLC18)の開催延期が決定いたしました。
新型コロナウィルスの世界的流行を考慮し、参加者の健康と安全を優先して慎重に検討した結果、WLC18組織委員会は当会議の当初予定通りの開催は難しいとの判断を下しました。新しい会議の予定日は2021年11月頃になります。具体的な日程は後日お知らせいたします。
既に提出済みのアブストラクトにつきましては、そのまま有効とさせて頂きます。また、特別セッション及びワークショップの申し込み・アブストラクト提出の期限は2021年5月31日まで延長いたします。さらに、2020年11月9日(中央メキシコ時間)にバーチャル会議イベントが予定されており、詳細については後日ご案内いたします。
今日、湖沼が直面している脅威は世界中で増加し続けており、人間の健康や経済活動に不可欠な幅広い生態系サービスと、それらの持続可能な利用に深刻な影響を与えています。そして今回の延期は、私達にとって、この新しい時代に待ち受けている緊急の科学的及び管理上の課題を追及するための不可欠な機会とみなす事ができます。地球規模で直面している現在の困難な状況を乗り越えていく上で、皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。
今後の情報更新はWLC18公式サイト(http://www.worldlakeconference.ugto.mx/en/)
または、ILECウェブサイト (https://www.ilec.or.jp/)
より随時更新いたしますのでご確認下さい。
目田川小さな自然体験教室のお知らせ(終了)
ILECでは近畿労働金庫および認定NPO法人びわこ豊穣の郷と連携して、「目田川小さな自然体験教室」を下記のとおり開催します。
秋の半日を、川のほとりでごみ問題を考え、自然に親しみながら楽しく過ごしてみませんか。
日 時:令和元年11月17日(日) 13:00~16:00(受付開始12:30)
場 所:守山市ほたるの森資料館集合、目田川河川公園で活動
参加費:500円(3歳以上)
*参加をご希望の方は添付のチラシに沿って認定NPO法人びわこ豊穣の郷へメールまたはFAXでお申し込みください。
メール:houjyounosato(at)lake-biwa.net ※送信時には(at)を@に置き換えてください
FAX:077-558-5007JICA研修員との交流会参加事業者募集(終了)
ILECでは、JICA関西より委託を受け、湖沼流域管理のための2ケ月間の技術研修(課題別研修「水資源の持続可能な利用と保全のための統合的湖沼・河川・沿岸流域管理」コース)を毎年実施しており、今年度はインドネシア、バングラデシュ、ミャンマー、パナマ、ブラジル、北マケドニアの6カ国から9名の政府関係技術職員が来日しています。
この度、研修員から各国の現状と課題・ニーズを聞き、事業者のみなさまから研修員各国において活用できる水環境保全に係る技術等(モニタリング、水処理技術、施設の維持管理等)を紹介いただく技術交流会を、昨年に引き続き下記のとおり実施します。途上国における今後の事業活動の参考としていただきたく、事業者様のご参加をお待ちしております。
日時:令和元年10月1日(火) 13:30~17:00
場所:公益財団法人国際湖沼環境委員会 (草津市下物町1091番地 琵琶湖博物館別館内)
内容:研修員からの各国の実態、課題等の発表(各3分)、事業者からの技術紹介(各社5分程度)、
質疑応答・個別意見交換
募集事業者:10社以内
参加費:無料
使用言語:英語(通訳はつきませんが、コーディネーターがサポートします。)
申し込み:メールで boshu-b3(at)ilec.or.jp へ(送付時には(at)を@に置き換えてください)、9月17日(火)までにお申し込みください。*参加申込された方には、各研修員の課題等の情報をお知らせします。
世界の水議論における湖沼問題の主流化(2020.10.6更新)
ILECは、平成30年10月14日、第17回世界湖沼会議のサイドイベントとして、国際機関や世界各国の政府機関等の参加を得て、「湖沼を世界の水議論の主要課題へ」をテーマに世界の水問題における湖沼の役割および重要性について考えるコロキアム(意見交換会)を開催しました。<関連記事>
そこでの議論内容について、引き続き科学委員および関係する国際機関等とで調整を行い、会議アウトプットの改訂版を次のPDFのとおり取りまとめましたので公表します。PDF
皆様の積極的なご意見を info@ilec.or.jp までよろしくお願いいたします。JICA研修員との交流会 – 12月6日(木) (終了)
ILECではJICAより委託を受け、湖沼流域管理のための2ケ月間の技術研修を毎年実施しています。 今年度はイラク、インド、エジプト、エチオピア、スーダン、ミャンマーの6カ国から9名の政府関係技術職員が来日し、研修を受講しています。
この度、研修員から各国の現状と課題・ニーズを聞き、事業者のみなさまから研修員各国において活用できる水環境保全に係る技術等(モニタリング、水処理技術、施設の維持管理等)を紹介いただく技術交流会を下記のとおり企画しました。途上国での今後の事業活動の参考としていただきたく、是非ご参加ください。
日 時:平成30年12月6日(木) 15:00~17:30
場 所:公益財団法人国際湖沼環境委員会 研修室
(草津市下物町1091番地 琵琶湖博物館別館)
内 容:研修員からの発表、事業者からの技術紹介(各社3分程度)、
質疑応答・個別意見交換
募集事業者:10社以内
参 加 費:無料
使 用 言 語:英語(通訳はつきませんが、コーディネーターがサポートします。)
申 し 込 み:(参加者募集は終了しました)
メールで boshu-b2(at)ilec.or.jp (送信時には(at)を@に変えてください)へ
11月20日(火)までにお申し込みください。
詳しくは添付チラシをご覧ください。JICA理事長賞を受賞
詳しくは、新着活動記事(トピックス)をご覧下さい。
WLC17滋賀県民等参加助成金について(終了)
第17回世界湖沼会議への県民等の参加促進を図るため、公益財団法人国際湖沼環境委員会(ILEC)は、参加者への助成を行います。助成金の概要は第17回世界湖沼会議滋賀県民等参加助成金交付要綱PDF、または第17回世界湖沼会議学生会議参加助成金交付要綱PDFのほか、次のとおりです。
1 助成金の名称 (1)第17回世界湖沼会議滋賀県民等参加助成金
(2)第17回世界湖沼会議学生会議参加助成金2 助成の対象となる方 (1)滋賀県内に在住または通勤・通学する方
(2)滋賀県内に在住または県内の学校へ通学する小学生、
中学生および高校生で、学生会議にて発表等を行う学生およびその指導者等3 助成金額 (1)会議参加に要する経費(会議登録料、交通費、宿泊費)
発表者以外の方は申請者数により減額します。4 申請期間 会議参加後から平成30年11月16日まで5 申請の流れ ※赤字は助成金を受けようとされる方(申請者)が行う手続きです。① 世界湖沼会議に参加し、助成金申請に必要な書類(会議登録料、交通費、宿泊費の支払いを証明する領収書等)を
保管しておく。② 学生会議参加助成金を申請される場合は、会議で発表等をしたことが証明できる写真を撮っておく。③ 国際湖沼環境委員会(ILEC)に次の書類を提出する。・第17回世界湖沼会議滋賀県民等参加助成金交付申請書兼実績報告書(様式第1号)または、
第17回世界湖沼会議学生会議参加助成金交付申請書兼実績報告書(様式第1号)※様式はこちら☞・会議登録料、交通費、宿泊費の支払いを証明する領収書、会議に参加したことが分かる状況写真※上記2つの助成金では、添付書類が異なりますので、詳しくは要綱をご確認ください。・滋賀県内に在住または通勤、通学することが確認できる身分証明書等の写し④ ILECは申請書の内容について事実確認を行う。⑤ ILECは、予算の範囲内において助成金額を決定し、申請者指定の金融機関の口座にこれを振り込む。6 申請・問い合わせ先
公益財団法人国際湖沼環境委員会 担当:山崎
〒525-0001滋賀県草津市下物町1091 電話077-568-4567
Email infoilec(at)ilec.or.jp ( (at)を@におきかえてください。)
新着活動記事
- 国際ウェビナー
国際ウェビナーの概要
2020年10月27日に国連環境計画(UNEP)と共同で開催した国際ウェビナー「Mainstreaming Lakes in the Global Water Agenda」の概要を公開します。 Report Summary Each Speaker Speaker Country / Organization (Video) Pre
- トピックス
「目田川秋の環境学習会」を実施しました。
ILECと近畿労働金庫は、2020年11月7日、認定NPO法人びわこ豊穣の郷の協力のもと、楽しみながら学べる「目田川秋の環境学習会」を実施しました。この日、小雨が降る中、28名の親子が守山市立図書館に集まり、琵琶湖の湖底ゴミの問題やプラスチックゴミ問題の話を聞いた後、麦の茎から作るエコ・ストロー作りや、デコシール・カラーペンを使って作成するストローケース作りを行いました。最後に雨上がりの目田川沿
- その他の会議・会合
ILEC-UNEP国際ウェビナーを開催しました。
ILECは国連環境計画(UNEP)と共催で、2020年10月27日に“Mainstreaming Lakes in the Global Water Agenda(世界の水問題における湖沼の主流化)”と題したオンライン会議を開催し、27か国から130名以上の参加登録をいただきました。 主にアジアとアフリカから、湖沼流域の管理・保全の専門家9名をお招きし、各国より湖沼や水問題に関する国家戦略やプロ
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オンラインイベント(国際ウェビナー)のお知らせ-本イベントは終了しました。
10月27日(火)、日本時間午後5時から8時にUNEPとILECによるオンラインイベント(国際ウェビナー)「Mainstreaming Lakes in the Global Water Agenda」が開催されます。 ILECは、UNEPの支援を受け、「湖沼などの静水を世界の水をめぐる取組の主要な課題と位置づける必要性」についての声明草案を作成しています。今回のウェビナーでは、そのフォロー
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目田川 秋の環境学習会 参加者募集
秋の目田川のほとりで自然に親しみながら、楽しく環境について学んでみませんか。 ILECでは近畿労働金庫および認定NPO法人びわこ豊穣の郷と連携して、小学生以上の親子を対象とした「秋の環境学習会」を実施します。 琵琶湖の環境やマイクロプラスチック問題についての学習の他、大麦ストローづくりや焼き芋パーティといったお楽しみもご用意していますので、ご家族・ご友人をお誘いあわせの上、ぜひご参加
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第18回世界湖沼会議の開催延期のお知らせ
2020年11月9日から14日の日程で、メキシコ・グアナファトで開催を予定されておりました第18回世界湖沼会議(WLC18)の開催延期が決定いたしました。 新型コロナウィルスの世界的流行を考慮し、参加者の健康と安全を優先して慎重に検討した結果、WLC18組織委員会は当会議の当初予定通りの開催は難しいとの判断を下しました。新しい会議の予定日は2021年11月頃になります。具体的な日程は後日お知
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令和2年度も関西みらい銀行様よりご寄附をいただきました!
令和2年6月23日、ILECは 関西みらい銀行様より50万円のご寄附をいただきました。ILECの活動趣旨をご理解いただき、ご寄附を賜りましたこと、心より厚く御礼申し上げます。 お志は、世界湖沼会議の企画協力事業に活用させていただきます。
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令和2年度も近畿労働金庫様よりご寄附をいただきました!
令和2年6月12日、ILECは近畿労働金庫様より社会貢献預金(笑顔プラス)の配当249,571円のご寄附をいただきました。ILECの活動趣旨をご理解いただき、ご寄附を賜りましたこと、心より厚く御礼申し上げます。 お志は、湖沼環境保全の啓発活動に活用させていただきます。
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新しい出版物の案内
統合的湖沼流域管理を説明する冊子のスペイン語版を発行しました。 内容は、以下のURLからダウンロードして見ることが出来ます。 統合的湖沼流域管理について勉強したいスペイン語圏の方にご紹介ください。 https://www.ilec.or.jp/pubs/
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WLC18第一回国内連絡調整委員会を開催
2020年2月20日(木)に大津市にて、第18回世界湖沼会議(WLC18)開催に向けての第一回国内連絡調整委員会を開催しました。国内連絡調整委員会とは、学術・行政・民間の各分野から数名ずつ委員に就任していただき、海外で開催される世界湖沼会議の準備段階から、幅広いご意見をいただき、ご協力いただくための国内組織です。今回は8名の委員から、プログラムに関する質問や、地元住民や行政の参加状況についてのご