国際機関との連携新着情報

持続可能な湖沼管理の更なる推進に向け国連本部(ニューヨーク)で開催された国連 2023年水会議に出席

 2023年3月22日(水)から24日(金)にかけて、国際連合本部(ニューヨーク)にて開催されました国連2023年水会議に参加し、インドネシア政府及び国連環境計画(UNEP)が主催したサイドイベント等にて発表を行うなど、「持続可能な湖沼管理」の国際的な推進を図りました。関連資料はこちらよりご覧になれます。

<主な活動>
3月21日
〇国連水会議前日に開催された「第6回国連水と災害に関する特別会合」に出席し、天皇陛下による基調講演(ビデオ)を賜りました。また、同会合に出席された元ハンガリー大統領アーデル・ヤーノシュ氏に11月にハンガリーで開催する第19回世界湖沼会議への参加を呼びかけました。

3月22日
〇インドネシア政府及び国連環境計画(UNEP)が主催したサイドイベントに中村正久副理事長が登壇し、琵琶湖のこれまでの経験を活かした人材育成や各国政府へのILBM(統合的湖沼流域管理)の推進を継続することで、国際的な持続可能な湖沼管理に貢献することを発表しました。
  また、UNEPが発表した湖沼に関する情報を集約した湖沼ポータルには、ILECの出版物や滋賀県のMLGsの取組も掲載されています。
  湖沼ポータル:https://www.decadeonrestoration.org/healthy-and-productive-lakes

〇国連本部でのスペシャルイベントにアジット・パトナイク科学委員(インド)がパネリストとして登壇し、チリカ湖(インド)での市民参加型のボトムアップアプローチの事例を紹介しました。

3月23日
〇ウォルター・ラスト科学委員長(アメリカ)は国際連合カナダ政府常駐代表部にて開催されたサイドイベントに登壇し、第5回国連環境総会(UNEA5.2)にて採択された『持続可能な湖沼管理』の決議の意義について発表しました。

当財団から国連水会議事務局に提出したWater Action Agenda(自発的な公約)はこちら